睡眠に関する疑問のあれこれ

寝返りはしないといけない?

​​眠るときにずっと同じ姿勢だと、身体に負担がかかってしまいます。寝返りは、身体の負担を和らげるために行われる動きで、その人の眠りの質を高めてくれます。​ 

​​快適に眠ってさえいれば、寝返りの回数はそれほど多くはありません。​ 

​​しかし、自分の身体にあわない柔らかすぎる寝具や、硬すぎる寝具で眠ると、身体の負担を減らすために寝返りの回数が多くなります。​ 

​​もし寝返りが多くて、睡眠中に何度も目が覚めてしまうときは、枕や布団、マットレスなどが自分の身体にあっているのかどうか、調べてみるのもいいかもしれません。

柳沢先生について

​​柳沢 正史 / Masashi Yanagisawa​
​​株式会社S’UIMIN 代表取締役社長​

1960 年東京生まれ。筑波大学大学院修了、医学博士。米国科学アカデミー正会員。大学院であった 1987 年に血管制御因子エンドセリンを、1998 年に睡眠・覚醒を制御するオレキシンを発見。31歳で渡米し、24年間にわたりテキサス大学とハワードヒューズ医学研究所で研究室を主宰。2012年、文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)を設立。2017年、株式会社S’UIMINを起業し、代表取締役を務める。『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』の開発にあたり、睡眠情報に関する監修を担当。

紫綬褒章(2016年)、
朝日賞、慶應医学賞(2018年)、
文化功労者(2019年)、
ブレークスルー賞(2023年)など受賞多数。

株式会社S’UIMIN公式サイトは​こちら