睡眠に関する疑問のあれこれ

「寝る子は育つ」は本当?

​​私たちに必要な睡眠時間は、年齢によって変化します。とくに、子どもの睡眠時間は大人よりも長く必要です。​ 

​​アメリカの小児科学において、”年齢ごとの睡眠時間の推奨値”という研究データがあります。それによると、16歳の推奨値は8時間30分で、16歳より年齢が低くなるほどに、睡眠時間の推奨値は増えていきます。​ 

​​まさに、子どものすこやかな成長には、長い睡眠時間が欠かせないのです。​ 

柳沢先生について

​​柳沢 正史 / Masashi Yanagisawa​
​​株式会社S’UIMIN 代表取締役社長​

1960 年東京生まれ。筑波大学大学院修了、医学博士。米国科学アカデミー正会員。大学院であった 1987 年に血管制御因子エンドセリンを、1998 年に睡眠・覚醒を制御するオレキシンを発見。31歳で渡米し、24年間にわたりテキサス大学とハワードヒューズ医学研究所で研究室を主宰。2012年、文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)を設立。2017年、株式会社S’UIMINを起業し、代表取締役を務める。『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』の開発にあたり、睡眠情報に関する監修を担当。

紫綬褒章(2016年)、
朝日賞、慶應医学賞(2018年)、
文化功労者(2019年)、
ブレークスルー賞(2023年)など受賞多数。

株式会社S’UIMIN公式サイトは​こちら